留学関連テスト

GRE(R)テストとは

Graduate Record Examinationsの略。学術系大学院(人文・社会・自然科学、美術、工学など)への進学を希望する全学生を対象に、大学院の授業についていけるだけの基礎学力や適性があるかどうかを測るテストだ。アメリカ・カナダの大学院プログラムで、要求されることが多い。すべての大学院で必ず提出を求められるものではないが、いわゆるトップ・スクールでは要求されることがほとんどだ。TOEFL と同じく、アメリカの教育団体ETSが開発・管理している。

GREはアメリカ・カナダ人の進学希望者も受験するので、英語を母国語としない日本人の留学希望者にとっては、かなり難易度の高い試験といえる。

出題内容

GREは、大学院で学ぶための一般的な適性を見るGeneral Test と、専門分野の基礎学力を見る Subject Testの2つで構成されている。両者はそれぞれ独立したテストであり、自分の志望する大学院プログラムによって、どのテストのスコアを要求されるかは異なる。

General Test

英語で複雑な概念を明確かつ効率よく伝える力を見るAnalytical Writing(ライティング1問と分析・議論が1問)、与えられた英文に対する分析・理解力を見る Verbal(30問)、計算・代数・幾何・データ分析などといった数学の力を測る Quantitative(28問)からなる。CBTの場合、所要時間はそれぞれ75分、30分、45分。

この他に、VerbalかQuantitativeのどちらかに、成績には反映されないセクションが1つ加えられている。これは今後のテストの参考にするためのもので、採点対象にはならない。

次にセクションごとに見ていこう。

まずAnalytical Writingは、受験者の英語による思考力と分析力を見るセクション。45分間のPresent Your Perspective on an Issue(設問で与えられたトピックに関する自分の意見を述べるもの)と30分間の Analyze and Argument(問題の中で展開されている議論の完成度を分析・批評するもの)からなる。

Verbal は与えられた文章に対する、読解力と分析力を見るセクション。設問スタイルには、Sentence Completions(与えられた文章の空欄部分に当てはまる語を選ぶ)、Analogies(与えられた2つの単語間の関係と同じ関係の単語のペアを選ぶ)、 Antonyms(与えられた語の反意語を選ぶ)、Reading Comprehension(文章読解)の4種類がある。

Quantitative は、数学的な問題解決力を見るセクション。Quantitative Comparison(与えられた2つの数量の大小を比較する)、Problem Solving(式の値、方程式の解、図形の面積など)、Data Interpretation(表やグラフからデータを読み取る)という3つの設問タイプがある。

Subject Test

Subject Test はPBTで、科目ごとに出題される。専門分野の知識を問うテストで、自分が進学を希望する大学院プログラムの指定科目を受験する。用意されている科目は、生化学、生物学、化学、コンピューター・サイエンス、英米文学、数学、物理学、心理学の8分野。

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スコアはどう出る?

スコアは設問の難易度とそれに対する正答数をもとに計算される。CBTでは受験者のレベルに沿って、出される問題が変化する。最終的なスコアは、問題の難易度、全体の正答率、受験者の正答数をもとに算出される。

Analytical Writingのスコアは、0~6.0の間で0.5刻みで表示される。

VerbalとQuantitativeのスコアは、それぞれ200~800の間で10点刻みで表示される。

Subject Test のスコアは、200~990の間で10点刻みで表示される。

スコア・レポートの送付については、各テストで取り扱いが異なる。General Test のCBTの場合、VerbalとQuantitativeについては、非公式なスコアが試験直後にコンピューターの画面で確認できる。

CBTのGeneral Test の正式なスコアは、受験後10~15日以内に受験者および、受験の際に指定した大学院に送付される。受験のおよそ15日後には、インターネット(http://www.gre.org/mygre)でも確認できる。PBTの場合は、試験後6週間以内に送付され、およそ6週間後にはインターネット(http://www.gre.org/mygre)でも確認できる。

Subject Test の結果は6週間以内に送付され、およそ6週間後にはインターネット(http://www.gre.org/mygre)でも確認できる。

事前にスコア・レポートの送付先を指定すると、受験者本人のほか、大学院4校まで送付してくれる。後日、スコア・レポートの送付を希望する場合は送付先1件につき、US$23かかる。スコア・レポートには、過去5年間に受験したすべてのスコアが掲載される。

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試験日程

General Testはコンピューターを使って解答するCBT(Computer Based Test)が東京(2カ所)、横浜、大阪で、筆記試験のPBT (Paper Based Test)が東京、福岡、沖縄で実施されている。今後も変更があり得るので、ETSのウエブサイト(http://www.ets.org/)などで、随時最新情報をチェックしよう。

CBTの場合は、プロメトリック(株)のホームページ(http://www.prometric-jp.com)で確認すること。受験できる日数は多いが、同じ月に2回受験することはできない。また、12カ月間に最大5回までという制限がある。PBTの場合は試験日程が限られているので、ETSのウエブサイト(http://www.ets.org/)で確認すること。

Subject Testは、試験日のスケジュールに従って何度でも受験できる。

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申込手続き

受験要項の入手方法

受験要項(Bulletin)は、GRE公式ホームページ(http://www.gre.org/)からダウンロードできる。

受験料(2010年12月現在)

General Test:US$190
※アメリカで受験する場合は、US$160。

Subject Test:US$160
※アメリカで受験する場合は、US$140。クレジットカード払いの場合は、オンライン、電話、ファックス、郵送での申し込みが可能。International Postal Money OrderまたはBank Check払いの場合は郵送で、申込書に原本を同封すること。

受験申請手続き

General Test(CBTで受ける場合)
オンラインを利用する場合はプロメトリック(株)のホームページ(http://www.prometric-jp.com)から申し込む。それ以外の場合は、プロメトリック(株)予約センターに電話(03-5541-4800)、ファックス(03-5541-4691)または郵送(下記参照)で申し込む。ファックスまたは郵送での申し込みの場合は、受験要項にある専用の申込書を使用すること。

申込期限

オンライン・電話の場合:受験希望日の2営業日前(オンラインは24時間受付。電話は土日祝祭日を除くAM9:00~PM6:00)まで。

ファックスの場合:受験希望日の7日前(土日祝祭日を除くAM9:00~PM6:00)まで。

郵送の場合:受験希望日の3週間前必着。

身分証明書

試験当日は、身分証明書の提示が求められるので、有効と認められる証明書の種類を受験要項で確認しておくこと。

問い合わせ/受験申込先


問い合わせ先 GRE公式サイト
http://www.ets.org/gre/
受験申し込み プロメトリック(株)RRC予約センター
〒104-0033 東京都中央区新川1-21-2 
茅場町タワー15F
プロメトリックGRE係
TEL:03-5541-4800 FAX:03-5541-4691
http://ac.prometric-jp.com/gre/jp/index.html

関連サイト

URL:http://www.ets.org/
URL:http://www.gre.org/

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