| 国別大学院留学情報 | 大学院留学サクセスガイド | 大学院 留学専攻ガイド | MBA留学の基礎知識 | GRE | GMAT | LSAT | MBA学校ガイド |
大学留学の基礎知識 |
|
1. 大学院とは何か? ■学部課程後のニーズにこたえる大学院 大学院とは、学部課程の教育を基盤として、より高度な学術・応用理論の教育および研究を行う課程のこと。大学内の機構を指す場合もある。大学院の設置形態は大学によって異なる。上の定義そのままに、専攻分野ごとに、学部課程と連結する形で、大学院レベルのgraduate schoolを設けている場合もあれば、学部横断的なひとつのgraduate schoolの下で、大学院レベルのプログラムを各種提供している場合も多い。 大学院への進学目的は人それぞれだが、おおむね以下のように分類できる。 (1)大学の学部課程でしてきた勉強を続けたい。 大学院がこのようなさまざまなニーズにこたえるようになったのは最近のことで、創設当初はエリート養成機関の趣があった。 ■大学院の歴史はアメリカに始まる欧米最古の大学はUniversity of Oxfordといわれるように、欧米の大学教育の源流はヨーロッパにある。アメリカの大学も、ヨーロッパの大学を模範として生まれた。ただし、こと大学院に関していえば、アメリカが世界に先駆け、研究者の組織的な養成を目的として、大学院というシステム(組織および課程)を確立した。19世紀半ばから後半にかけてのことで、アメリカでは、大学に研究機能をもたせることを意図して、大学院制度が導入された。 では、ヨーロッパには大学院がなかったのだろうか。実は、イギリスなどでは、中世から、上級学位(higher degree)の形で大学院レベルの教育は行われていたとされている。ただし、それは、徒弟制度にも似て、教授と学生の閉ざされた学究空間で行われていたもので、組織化、システム化されてはいなかった。 一方、アメリカの大学院制度は、(1)社会のニーズに柔軟に対応可能、(2)レベルの維持および均質化、(3)一定数の研究者を継続的に世に送り出すことが可能といった、システム化のメリットを生かし、大きな成功を収める。 大学院レベルの教育において、時代への対応が遅れがちだったヨーロッパの大学も、アメリカのこの成功に倣って、組織改革に乗り出し、大学院制度の導入・整備に動き出すようになった。イギリスにおいて、大学院レベルの学位取得がプロセス化したのは20世紀前半のこと。ヨーロッパ諸国でも、大学院の充実に努めているが、歴史の差はなかなか埋まらず、今もアメリカが大学院における教育・研究において世界をリードしている。 |
|