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中学・高校留学の基礎知識 |
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目的はさまざま。異文化体験、語学力習得から専門分野の勉強まで ■1年間の体験 交換留学 交換留学は、高校生が学業のほかに海外での生活を通し、異文化体験と国際理解を深めることを目的に行なわれている制度。期間は1年間で、プログラム修了後は必ず帰国しなければならない。受け入れ先のほとんどが公立高校で、滞在方法はホームステイが一般的。受け入れ先の高校は実施団体が決定するため、参加者が選ぶことはできない。 交換留学をするには、留学生派遣団体プログラムに参加する。参加には通常選考試験(英語、作文、推薦状や成績証明書、面接、一般教養試験、心理適性検査など)に合格する必要がある。派遣団体には非営利交流団体や留学斡旋団体がある。費用は100〜150万円程度必要。 プログラム修了後は、日本の高校に復学するのが原則だが、現地で履修した単位を認めるか否かは、学校長の判断にゆだねられている。休学して留学するパターンと、留学中に履修した単位を生かして進学するパターンがある。
私費留学では海外の中学・高校に入学(もしくは編入)して、正式に単位を取得して卒業することができる。中学生でも留学でき、留学先の学校も自分で選べるうえ、留学期間にも制限がない。受け入れ先のほとんどが私立校で、キャンパス内の寮に滞在することが多い。受け入れ基準は学校によって異なるが、留学生用に英語コースを用意している学校も少なくない。費用は国や学校によって大きな差があるが、年間で250〜400万円程度は必要。
いきなり長期間の留学をするのは自信がないという人は、語学研修やサマースクールに参加してみよう。欧米の多くの中学・高校はサマースクールを開講している。仲間と楽しく過ごせるキャンプなどに参加する方法もある。また、英語学校でも夏季には中学・高校生を対象とした2〜8週間の英語コース(ジュニアバケーションコース)を開講しているところがある。いずれも語学研修やスポーツ、アクティビティーなどを通して、世界中から集まった同世代と交流することができる。
中学・高校生の正規留学は、留学後の進学についても考えておく必要がある。日本の大学受験、海外の大学への進学、または帰国生入試での日本の大学への入学などである。留学中の単位を認めてもらえるのか、受験資格は十分なのかなど、留学後の進路も考えて慎重に準備したい。
また、進学の際の選択肢のひとつとして、日本の中学卒業後、日本の高校へ進学せずに、大検を取得して海外の中等教育機関などに留学する「大検留学」という考え方もある。卒業を目指して留学したが、万一うまくいかなかった場合なども、日本の大学受験資格は取得していることになるので、日本の大学を目指すこともできる。また海外の大学の中には大検を高校卒業資格と同等とするところもあるので、日本、海外どちらの大学も受験できる可能性がある。 |