ニュージーランド中学・高校留学
 

■すばらしい自然環境で頭と体を鍛える学習

 ニュージーランドへの留学生の数は年々増加している。この背景には治安がよく自然に恵まれた環境で、なおかつ日本人が少ないため、英語力アップには絶好の場所であるということが挙られる。また、イギリスに似た教育制度のもと、きめ細やかな質の高い教育がなされ、英語もイギリス英語が主流のため、クイーンズイングリッシュがマスターできることも人気に拍車をかけているようだ。

 勉強だけでなく、恵まれた自然環境を生かして、どこの学校でもアクティビティーを授業や放課後の活動に取り入れている。ニュージーランドの国技であるラグビー、カヌー、クリケット、乗馬、スキー、ヨット、トレッキングなど、ニュージーランドならではのスポーツを満喫できるチャンスがあちらこちらにあるのだ。また、ニュージーランドの原住民であるマオリ族の言語や歴史・文化を学ぶことができるのも特徴。

 イギリスの伝統がたくさん残っているニュージーランドの学校の多くは、公立でも私立でも制服がある。男子はネクタイにスーツ、女子はチェックのスカートにブレザーが一般的。新設の学校では制服のないところもある(最終学年の学生のみ私服の学校も多い)。


■義務教育後は大学進学を目標とした厳しい授業

 南半球の国、ニュージーランドの新学期はオーストラリア同様1月から始まり、そして12月で学年が終わる。教育制度もYear1(1年生)からYear13(13年生)までの学年制を採用している。義務教育はYear1〜8(5〜12歳)までの初等教育と、Year9〜11(13〜15歳)までの中等教育とを合わせた11年間になる。初等教育は、一般にプライマリー・スクールと呼ばれている。中等教育のセカンダリー・スクール期間中のYear11〜13では、各学年の修了時にそれぞれ統一試験が行われ、この結果が進級、進学に大きく影響を与えるのだ。特に最終学年であるYear13では、大学やポリテクニックと呼ばれる大学レベルの職業専門学校への進学を目的とする厳しい授業が中心となり、修了時にはバーサリーと呼ばれる大学資格試験を受験することになる。この試験の結果を基に進学先が決まるのだ。


■私費留学でホームステイの場合も多い

 ニュージーランドには公立・私立合わせて約400の高校があり、その内約半数が留学生を受け入れている。受入校では、カウンセラーをおいたり、国籍が偏らないよう考慮したりなど、きめ細かい配慮がなされている。滞在方法はホームステイか寮で、交換留学の場合はホームステイになる。私費留学の場合は寮がある学校では寮生活を、ない学校では学校の紹介などによりホームステイ生活を送ることになる。

 私立校の入学は、成績証明書と在学中の学校からの推薦状、英語力などから合否が判断される。英語力が足りないと判断された生徒は、入学後集中英語研修や補習クラスを受講することを条件に入学が許可される場合がる。とはいえ、ニュージーランドの生徒にとってもたいへんな時期であるYear11〜13の授業についていくのには、相当勉強しなければならないのが実情。現実的には、ひとつ下の学年に入学したほうが、学力の面でも英語力の面でも無理なく授業についていける場合が多いといえるだろう。